名前は難しそうですが、考え方はとてもシンプルです。 「Webサイトの中身(情報)」と「見た目(デザイン)」を切り離して管理する仕組み——それが Headless CMS です。専門用語を使わずに、順番にご説明します。
WordPress に代表される従来のCMSは、「中身(お知らせや写真などの情報)」と「見た目(ページのデザイン)」が一つにまとまっています。手軽に始められる一方で、いくつかの不便が起きやすくなります。
たとえば、文章を少し直しただけでレイアウトが崩れる。プラグイン(拡張機能)の更新が止まると表示やセキュリティに影響する。デザインを一新したいとき、中身ごと作り直しになる——こうした「中身と見た目がくっついている」ことに由来する悩みです。
Headless(ヘッドレス)の「ヘッド」は、Webサイトの「見た目」のこと。それを切り離し、 「中身(情報)」だけを専用の管理画面でためていく——それが Headless CMS です。
ためた中身は、Webサイトはもちろん、スマホ表示や別のページなど、いろいろな「見た目」へ届けられます。中身は一度きちんと整理すれば、見た目を変えても作り直す必要がありません。
中身と見た目が分かれているので、文章や写真を差し替えても、ページのレイアウトには影響しません。
見た目を切り離した構成は、ページの表示が軽くなりやすく、プラグインに頼った不安定さも避けられます。
デザインを一新したくなっても、ためてきた中身(情報)はそのまま引き継げます。ゼロからの作り直しになりません。
中身が整理された形で残るので、Webサイトが「一度きりの制作物」ではなく、育てていける資産になります。